【ショップジャパン CSR活動】東北スタディツアーを実施 ショップジャパン社員が東日本大震災被災地支援先を訪問「風化させてはいけない」被災地の状況を理解する

「ショップジャパン」を運営する、株式会社オークローンマーケティング(本社:名古屋市東区)は、
社員の有志を募り、2015年7月10日(金)・11日(土)の2日間にわたり、宮城県にある、東日本大震災被災地支援先を訪問する「東北スタディツアー」を実施しました。
 当社は、震災直後より現地に赴き、被災地の人々の声を聞き本当に必要なことは何かを共に考え、被災地の人々が経済的に自立できるよう、支援活動を継続してきました。震災直後から今まで、約20の地域で70の緊急支援や経済的自立のための支援を実施しています。
 この「東北スタディツアー」には、当社経営層からスタッフまで、計19名の社員が参加しました。
ショップジャパンの支援先である「こころスマイルプロジェクト(宮城県石巻市)」、「のぞみ福祉作業所(宮城県南三陸町)」、「蔵内漁港(宮城気仙沼市)」を訪問し、ボランティア活動や、被災地の現在の状況についてお話をお聞きしました。
 被災者の心のケアや、復興の状況、風評被害など、現地を訪れたことで、あらためて東日本大震災が
残した傷跡を感じ、私たちが何をすべきか、参加した社員それぞれが考える機会となりました。今回の「東北スタディツアー」は、昨年に続き4回目の実施となります。今後も、東日本大震災の被災地を風化させないためにも、被災地に足を運び、自立支援活動を進めてまいります。

■東北スタディツアー実施レポート

<こころスマイルプロジェクトについて>
こころスマイルプロジェクトは、宮城県石巻市にて、東日本大震災で心に不安やストレスを抱え、PTSD(心的外傷後ストレス障害)等で不登校になった子どもたちや、家族を亡くし孤立している子どもたちへ、アートや遊びを通じた心のケアや居場所作り、復学サポートを行っています。2015年3月には、宮城県石巻市八幡町に構えていた施設を宮城県石巻市蛇田の高台に移転しました。以前の施設は、津波到達地点にあったため、安心して過ごせない子どもたちや、不安から子どもの施設利用を躊躇する親御さんもいらっしゃいました。心のケアには「安心できる空間作り」が必要不可欠です。安心して施設を利用したいという親御さんからのご要望を受け、施設を移転することに至りました。子どもたちが悲しみを受け止めきれない時や行き場を失った時など、いつも安心して過ごせる第3の場所になっています。
当社は、倒れるだけで腹筋マシン「ワンダーコア」の売上(2014年8月1日~31日まで)1%を寄付し、この寄付金は施設移転や活動のサポートに役立てられています。
こころスマイルプロジェクト:http://kokoro-smile.org/

こころスマイルプロジェクト.JPG
スタディツアーでは、こころスマイルプロジェクト代表の志村知穂さんと、東日本大震災によりお子様を亡くされたお母様より、現在の被災地の状況をお話いただきました。震災から4年以上たった今もなお、
多くの被災者の深い心の傷は癒えることはありません。心のケアの必要性が問われており、ショップジャパンは引き続き、こころスマイルプロジェクトへの支援を継続してまいります。また、この施設に通う子どもたちとの触れ合いを通じ、未来のある子ども達の力になりたいと、参加者全員が感じました。

<のぞみ福祉作業所について>
宮城県南三陸町に所在するのぞみ福祉作業所は障がい者の方々の自立を支援している場所です。障がい者の方々が仕事をしており、手漉きのはがきや名刺を作っています。2012年9月に、当社社員がのぞみ福祉作業所に訪問したことをきっかけに、支援を始めました。当社は、のぞみ福祉作業所で、ひとつひとつ丁寧に手作りされたハガキを毎月約300枚購入し、ショップジャパンのお客様へ感謝の気持ちをお届けする「Thank youカード」として使用するほか、クリスマスカードや年賀状として使用しています。被災地支援のみならず、障がい者への自立支援にもつながっています。
のぞみ福祉作業所:http://www.miyagi-selp.org/facilities/1725.html

 スタディツアーでは、ハガキの作成をお手伝いしました。のぞみ福祉作業所で働く方々に、作業工程を教えていただきながら、手漉きのむずかしさや、ステンシルのデザインの楽しさを体験することができました。このカードをたくさんの方にお届けできるよう、引き続き支援を続けていきたいと考えています。
ハガキの作成.JPG

<蔵内漁港 蔵内之芽組について>
 宮城県気仙沼市にある蔵内の芽組は、当社が震災直後から支援している、支援先のひとつです。海産物を保存しておく大型冷蔵庫の購入支援を実施しました。2012年9月にはショップジャパン社員が訪問し、わかめ漁業のための作業手伝いをしました。
蔵内之芽組: http://kurauchi-no-megumi.jp/about.html

 スタディツアーでは、ショップジャパンが購入支援した大型冷蔵庫が実際に活用されている様子も視察しました。大型冷蔵庫が導入されたことにより、ワカメ等をストックしながら通年販売が可能となったことや、-15℃まで冷やすことが可能なため、ある程度の量の氷を作っておくことも出来、(これまで氷は業者等から購入か、保冷剤を購入していました)この氷は、ホタテ・ホヤ等を直送する際に活用しているとお話を伺いました。
また、当日は、漁船を停泊させる上で必要となる土嚢づくりをお手伝いしました。普段は5名で作業している作業を、19名のショップジャパンの社員が手分けして実施。手作業ですべて行うことの大変さを痛感しました。
漁業.JPG
ショップジャパンの社会貢献活動は、すべてのステークホルダーの皆様に「世界中でより豊かなライフスタイルを実現する」というCSRビジョンのもと展開しています。東日本大震災被災地への自立支援のみならず、様々な活動を継続的に実施しています。チャリティイベントのへ参加や、カンボジアやフィリピンなどの発展途上国への自立支援など、CSRビジョンに賛同した社員が、積極的に社会貢献活動に取り組んでいます。今後もこのビジョンに基づき、国内外問わず、支援を必要とする方々に寄り添い、社会貢献活動を続けてまいります。

ショップジャパンは、「世界中から一番近くへ」というブランドタグラインに基づき、これからも世界中
から選りすぐりのアイデアを発掘し、日本らしさを加えてお届けすることで、より多くの幸せな時間を
お客様にご提供するとともに、お客様の気持ちに寄り添うブランドであり続けます。

■ショップジャパンでは、積極的に採用活動を行っております■
以下のリンクより、詳細情報をご確認ください。
<採用ページ>
https://www.oaklawn.co.jp/recruit/entry/career_.html 


本件に関するお問い合わせ先
株式会社オークローンマーケティング 広報担当
東京都港区虎ノ門1丁目23番1号 虎ノ門ヒルズ森タワー 21階
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