2006年から2017年まで11年半、株式会社オークローンマーケティングの代表取締役社長を務め、在任期間中に売上高は150億円から680億円に増加し、多くのヒット商品を生み出した。
当社の運営するショップジャパン事業において、オーバーレイマットレスをはじめ家庭用フィットネス機器、セラミック調理器具、スチーム掃除機などのニッチで新しいカテゴリーを作り出し、ロングセラーブランドに成長させた。ヒルは経営陣とともに「世界中でより豊かなライフスタイルを実現する」というビジョンに基づき、強力な企業文化を築き上げた。
また代表取締役社長在職中の2009年、NTTドコモと資本提携。ドコモはオークローンマーケティングの51%相当分の普通株式を取得。この取引は、2009年に行われたM＆Aの中で最も大きな取引のひとつとも言われている。
2017年9月、代表取締役社長を辞任したが、現在は取締役として新規事業開発に注力している。

ヒルは、ビジネス活動と市民活動、両活動においてリーダーを務めている。またACCJ（在日米国商工会議所）においても活発な活動を続けている。発展途上国で生活する人々に清潔な水を提供する認定NPO法人　ホープ・インターナショナル開発機構（HOPE International Development Agency, Japan）の活動に情熱を持ち、また東日本大震災災害時には、77の団体と個人の自立支援を目的としたGenki Japanファンドを創設した。