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プロダクトディベロップメント

ショップジャパンのユニークな製品の開発を行っているプロダクトディベロップメントチームをご紹介します。

ショップジャパンらしい
ユニークで使いやすい製品を開発
日本の法律と生活にあわせて海外製品を改良

プロダクトディベロップメントチームは、ショップジャパン製品全般の開発業務を行っています。世界各国のサプライヤーから仕入れた製品を日本の法律で定められた安全基準と自社の製品基準にあわせて改良し、お客様に安心して使っていただける製品にすることが主な仕事です。

海外のユニーク製品にショップジャパンらしさをプラス

私たちの製品開発は2つの特徴があります。ひとつは、海外のユニークな製品にショップジャパンらしさを加えて製品化する点です。ショップジャパン製品の多くは元々海外の製品です。日本人にはサイズが大きかったり、生活にマッチしていなかったりするため、製品の仕様を変更する必要があります。例えば操作ボタンひとつでも、メインユーザーの性別、年齢、使用状況を考慮した上で、形状、配置、間隔、操作力量などを細かく設計します。

海外の取引先と協業

もうひとつは、海外の取引先と協業する点です。工場を持たないファブレス企業のショップジャパンは、製品の改良から生産まで海外の取引先と協力して進めます。途中さまざまな問題が発生し取引先と折衝することが多いため、ネゴシエーションスキルが問われます。
また製品のテクニカルデータを入手して、日本の認証試験、自社で行う安全性の確認試験、製品の評価試験を行うことも私たちの仕事です。

世界中のユニーク製品がショップジャパン製品として生まれ変わるまで
01
新製品の品質・機能・仕様を
チェック

仕入れ担当者が世界中から探してきた数々の製品は、まず市場調査にかけられます。その結果、新発売に向けて進めることが決まった製品がプロダクトディベロップメントチームの元に届きます。日本で販売するにあたり、製品の品質・機能・仕様が日本の市場に受け入れられるか、法律に適合するかをチェックします。

02
デザインレビュー(設計審査)

次に製品のデザインレビューを行います。日本で販売するにあたり必要な性能・機能・仕様を実現できているか、製品が大量生産に適した設計になっているか、設計段階では3D-CADなどのデータを見ながら検証を行います。また、手作り試作時は手作り部品を見て、金型を起こした後は型物でも同様の検証を行い、製品性を向上させます。

03
サンプルの製作・チェック、
認証試験の準備

実際に日本で販売する仕様で製品サンプルを作り、性能・機能・仕様をチェックします。問題があれば、海外の取引先と折衝して次のサンプル製作に反映します。サンプル製作は問題がなくなるまで行い、より高い品質を目指します。サンプルチェックがOKになれば、次の認証試験に必要なテクニカルデータを入手します。

04
認証試験

製品サンプル、テクニカルデータを認証機関に提出し、日本の市場で製品を販売するために必要な認証試験を受けます。その他にもさまざまな評価試験を自社内外で行います。

プロダクトディベロップメントチームからのメッセージ

マットレス、フィットネス器具、キッチン家電・用品など、ショップジャパンはいろんなカテゴリーの製品を取り扱っています。今まで取り扱ったことがないカテゴリーでも、お客様に喜んでいただけるものであれば、製品化に向けて動きます。いろんな種類の製品開発に携わりたい、ワクワクする仕事がしたいという方は活躍できる職場です。
またここでは、一人の開発担当者が担当製品すべての設計と開発を手掛けます。部分的な設計開発では終わりません。製品全般の幅広い業務を通して成長できる環境です。モノづくり、さまざまな製品に関する専門的なエンジニアスキルを身につけることができると思います。皆様のご応募、お待ちしています。

クッキングプロ開発PROJECT

電気圧力なべ「クッキングプロ」誕生の裏側。
リニューアルのきっかけから開発の背景をプロジェクトメンバーが振り返ります。

PROJECT MEMBER
Shop Brands Division
片山 明子
Product Development Division
富田 泰也
Product Development Division
栗本 麻希
電気圧力鍋をキッチン家電の新定番に
「クッキングプロ」誕生の裏側
電気圧力鍋の便利さを、もっと多くのお客様に知っていただくために

なぜ、リニューアルしたのですか。

「クッキングプロ」の前身商品である「プレッシャーキングプロ」は、おかげさまで多くのお客様にご愛顧いただき、好調な売れ行きでした。ボタンを押すだけで本格的な料理が作れる電気圧力鍋は、忙しい現代人の暮らしをサポートする画期的な調理家電です。もっとブランドを大きく成長させて、多くのお客様に使っていただきたいという想いがありました。
それには、ご購入いただいたお客様からの声に真剣に向き合い、もっと便利で使いやすい商品にリニューアルする必要がありました。お客様と電話で直接お話しするコミュニケーターたちとの座談会や、商品を購入されたお客様の声を集めたレポートから改善点を洗い出し、まとめていくことからスタートしました。お客様から寄せられたお声は1,000件以上すべてに目を通しました。

機能だけでなくデザインに至るまで、全24項目の大規模リニューアル

今回のリニューアルで、最もこだわった点を教えてください。

お客様が商品を使ってお困りだと感じたことを、商品のどの部分をどのように変更すれば解決するのか、設計や構造を考えるのが開発担当の仕事です。
お客様からは「操作が難しい」という声を多くいただいたので、操作を簡単にするためのリニューアルにこだわりました。
プロジェクトメンバーと協議を重ねた結果、押しやすいメニューボタン、操作パネルデザインにバージョンアップすること、調理スタートボタンを分かりやすい位置に追加することにしました。1つボタンを変えるだけでも、操作性は大きく変わります。操作に矛盾が生じないかひとつひとつ検証するのは苦労しました。

リニューアルするにあたり、マーケティング担当の片山さんが洗い出した改善項目は全部で24項目。印刷しようしたらA3用紙1枚に収まらないほどのデータ量だったのを覚えています(笑)。今回のリニューアル開発では、より使いやすくするために細かすぎて気づかれないところまで改善しています。

イギリス、中国、日本、国をまたいだコミュニケーションの難しさを痛感

今回のリニューアルで、一番大変だったことは?

「プレッシャーキングプロ」を購入いただいたお客様の声を調べたところ、ご飯を炊くのに使用しているお客様が最も多いことが分かりました。テレビのインフォマーシャル映像でも、時短で炊飯ができることをアピールしていたので、そこを魅力に感じていただけたようです。
「プレッシャーキングプロ」は煮込み調理を得意としていたのですが、お米が主食ではないイギリス生まれの商品なので、まだまだ炊飯調理には課題がありました。炊飯に関するリニューアル項目が多かったことが大変でしたね。

例えば、内がま。ご飯がくっつきにくくなるようにコーティングして、米と水の目盛り線を追加しました。同じ米でも海外産と日本産では水分量が違うので、日本の米に合わせた目盛り線を3Dデータで作成して提供しましたが、ミリ単位の細かな調整がなかなかうまくいかず、正確な位置に目盛りが入るまで何度もやり直しました。
近くにいれば実際に内がまのサンプルを見ながら意思疎通を図れますが、サプライヤーはイギリスで、工場は中国。国をまたいだ3拠点で時差もありながら毎週電話会議を行い、重要なポイントでは中国の工場で集まって打ち合わせを行いました。でもこの経験があったからこそ、どんな相手でも「伝わるコミュニケーション」を前より意識できるようになりましたね。

“日常がワンランクアップする”商品をお届けしたい

今回のリニューアルで、お客様からの評判はさらに良くなりました。「クッキングプロ」は、材料を入れてボタンを押すだけで本格的な料理ができます。料理上手な人にも、苦手な人にも、どなたにも満足いただけると思います。毎日の料理が楽になって出来栄えもワンランクアップすると、料理をする人もその家族も心が豊かになると思います。日常を今よりちょっと豊かにする、そしてそれが手軽にできる、というのがショップジャパンらしい商品。これからもそんな商品をどんどん世の中に生み出していきたいです。

ヒットするって、快感だ。RECRUITING INFO募集要項

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